2009年の周期予測
干支:己丑(つちのとうし)
主旋律
5つの鏡年(1949・1973・1985・1991・1997)に共通するのは、お金の秩序の再設計(360円レート→変動相場→プラザ合意→バーツ危機)、経済危機の連鎖と大型破綻、政権・体制の交代、そして情報技術の基盤が静かに生まれる四重奏。2009は量的緩和とGM破綻・日米の政権交代・ビットコイン誕生としてそのまま鳴り、裁判員制度とCOP15、H-IIBと皆既日食も鏡年の系譜に沿った。一方、地政学の大転換と物理的な大規模災害は2009のDBに現れず、新型インフルのパンデミック宣言と東京五輪招致の落選は鏡年から導けなかった。
共鳴テーマ トップ3
- ★★★★★情報技術の基盤が静かに生まれる
- ★★★★★政権・体制の交代(権力の担い手が代わる)
- ★★★★★地政学の大転換(陣営・国境の書き換え)
答え合わせ(すでに結果が出た年)
命中数:7 / 9 テーマ(命中率の高さは抽象度バイアスを含みます)
鏡年5枚(12・18・24・36・60年前)
1997年 12年前・同じ地支・丁丑(ひのとうし)
通貨危機と地政学の転換が重なった年。タイ・バーツの変動相場移行がアジア全域の金融危機に連鎖し、香港が中国に返還され、温暖化対策の京都議定書が採択された。
- 2月22日クローン羊ドリーの誕生が公表される
- 3月26日新興宗教集団による集団自殺(ヘヴンズ・ゲート)
- 5月11日計算機Deep Blueが現役世界王者に勝ち越し
1991年 18年前・サロス周期・辛未(かのとひつじ)
ソ連崩壊で冷戦が終わり世界秩序が再編された年。日本はバブル崩壊が本格化し平成不況の入口に立ち、湾岸戦争では国際貢献のあり方が問われた。雲仙普賢岳の大火砕流は火山災害の恐ろしさを刻む一方、WWW公開とLinux初公開が情報革命の静かな胎動となった。
- 1月17日湾岸戦争(多国籍軍の作戦開始、日本は巨額の資金協力)
- 4月1日東京都庁 新宿へ移転・開庁
- 5月横綱・千代の富士が現役引退
1985年 24年前・同じ地支・乙丑(きのとうし)
ゴルバチョフ登場で冷戦が雪解けに向かい、プラザ合意が円高・バブルへの扉を開いた年。インターネットの.comドメインとWindowsの原型も生まれた。
- 3月11日ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任
- 3月15日世界初の.comドメイン(symbolics.com)登録
- 4月1日電電公社民営化・NTT発足
1973年 36年前・同じ地支・癸丑(みずのとうし)
第一次オイルショックが高度経済成長を終わらせ狂乱物価を招く一方、携帯電話・イーサネット・遺伝子組換えなど現代を支える技術の原型が相次いで生まれた転換の年。
- 1月27日パリ和平協定調印
- 2月14日円の変動相場制移行
- 4月3日初の携帯電話通話
1949年 60年前・還暦(干支一致)・己丑(つちのとうし)
ソ連原爆で核独占が崩れ、中華人民共和国成立と東西ドイツ分立で冷戦が全球化・制度化した。EDSAC稼働と360円レートが計算機時代と日本経済の基盤を据えた。
- 4月4日北大西洋条約調印(NATO発足)
- 4月25日1ドル=360円の単一為替レート実施
- 5月6日EDSACが初稼働(実用的プログラム内蔵式計算機)
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