2020年の周期予測
干支:庚子(かのえね)
主旋律
2020の鏡年(2008・2002・1996・1984・1960)が繰り返し響かせるのは、情報技術の画期(Deep Blue/Macintosh/スマホ)、経済・通貨秩序の転換(リーマン/ユーロ/OPEC)、感染症・生命科学の節目(BSE・羊ドリー/エイズ)、大規模な自然・産業災害(チリ地震/ボパール)、そして地政学の再編と国際スポーツ祭典。2020ではこれらの多くが実際に鳴った一方、周期の抽象度では捉えきれない外れも生じた。
共鳴テーマ トップ3
- ★★★★★国際スポーツ・文化の祭典(五輪)
- ★★★★情報技術・計算機のブレークスルー(AIの種)
- ★★★★大規模な自然・産業災害
答え合わせ(すでに結果が出た年)
命中数:6 / 8 テーマ(命中率の高さは抽象度バイアスを含みます)
鏡年5枚(12・18・24・36・60年前)
2008年 12年前・同じ地支・戊子(つちのえね)
リーマン・ブラザーズの破綻から世界金融危機が広がった年。北京五輪に沸く一方、秋葉原の無差別殺傷や内陸地震が社会を揺らし、高機能スマートフォンが日本市場に上陸した。危機の直後には中央銀行を介さない通貨の設計思想(ビットコイン白書)が静かに公開された。
- 6月8日秋葉原で無差別殺傷事件(死者7名)
- 6月14日岩手・宮城内陸地震(M7.2)が発生
- 7月11日高機能スマートフォンが日本市場に上陸(3G対応端末の国内発売)
2002年 18年前・サロス周期・壬午(みずのえうま)
欧州でユーロの現金流通が始まり、日韓ワールドカップに沸いた年。小泉首相の訪朝で拉致問題が動き、ノーベル賞のダブル受賞に日本が沸いた。オンライン決済大手の上場で個人間デジタル送金が広まり、中国では胡錦濤体制が発足した。
- 1月1日欧州12か国でユーロの紙幣・硬貨の流通が始まる
- 2月15日オンライン決済大手が株式公開(同年10月に大手ネット企業が買収)
- 5月31日2002 FIFAワールドカップ(日韓共催)開幕
1996年 24年前・同じ地支・丙子(ひのえね)
生命科学と情報技術の「種」が同時に芽吹いた年。羊ドリーのクローン成功と対話型ゲームの登場が後年の巨大な流れの起点となり、英国では狂牛病の人への感染が公式に認められた。
- 2月10日チェス専用計算機が世界王者から初の1勝
- 2月27日携帯型ゲームの育成・交換型作品が発売
- 3月20日英国が狂牛病(BSE)の人への感染を公式に認める
1984年 36年前・同じ地支・甲子(きのえね)
パソコンGUIが大衆化へ動き出し、インターネットの土台(TCP/IP・DNS)とフリーソフト運動という後年巨大化する種が同時に芽吹いた年。政治テロと産業災害も刻まれた。
- 1月1日AT&T分割(ベル・システム解体)発効
- 1月24日Macintosh発表(GUI搭載パソコン)
- 1月GNUプロジェクト開発着手(フリーソフト運動)
1960年 60年前・還暦(干支一致)・庚子(かのえね)
種事象が同時多発した転換の年。経口避妊薬承認・レーザー発明・OPEC設立・アフリカ諸国の独立が並走し、戦後秩序と技術・社会の起点が刻まれた。
- 3月21日シャープビル虐殺(南アフリカ)
- 5月9日経口避妊薬エノビッドをFDAが承認
- 5月16日世界初の稼働レーザー(メイマン)
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