Chronos Oracle

2021年の周期予測

干支:辛丑(かのとうし)

主旋律

2021の鏡年(2009・2003・1997・1985・1961)が響かせるのは、金融のショックと転換(アジア通貨危機/リーマン余波/プラザ合意)、政治秩序・権力の正統性の揺らぎ(政権交代/ゴルバチョフ/ベルリンの壁)、感染症のパンデミック(SARS/H1N1)、大規模事故・災害、そして宇宙開発。2009に生まれた暗号資産の種は2021に大きく花開いた一方、鏡年に高頻度で現れる情報技術の画期は2021の収録イベントには鳴らなかった。

共鳴テーマ トップ3

答え合わせ(すでに結果が出た年)

命中数:7 / 8 テーマ(命中率の高さは抽象度バイアスを含みます)

鏡年5枚(12・18・24・36・60年前)

2009年 12年前・同じ地支・己丑(つちのとうし)

米国でオバマ政権が発足し、日本では戦後初の本格的な政権交代が実現した「変革」の年。世界金融危機の余波でGMが破綻し量的緩和が本格化する一方、年明けには分散型デジタル通貨(ビットコイン)が静かに誕生した。新型インフルエンザの世界的流行と裁判員制度の開始も重なった。

  • 1月3日暗号資産(ビットコイン)が誕生(ジェネシスブロック生成)
  • 1月20日バラク・オバマ 米大統領就任
  • 3月18日米連邦準備制度が量的緩和(QE)を大幅拡大

2003年 18年前・サロス周期・癸未(みずのとひつじ)

イラク戦争開戦と有事法制の整備が進み、戦後日本の安全保障が転換した年。SARSが国境を越えて流行し、りそなへの公的資金注入で金融不安を食い止めた。国際協力によりヒトゲノムの解読完了が宣言され、生命科学の基盤が整った。

  • 2月1日スペースシャトル・コロンビア号 空中分解(乗員7名死亡)
  • 3月15日SARS(重症急性呼吸器症候群)が世界的に流行、WHOが渡航延期を勧告
  • 3月20日イラク戦争 開戦

1997年 24年前・同じ地支・丁丑(ひのとうし)

通貨危機と地政学の転換が重なった年。タイ・バーツの変動相場移行がアジア全域の金融危機に連鎖し、香港が中国に返還され、温暖化対策の京都議定書が採択された。

  • 2月22日クローン羊ドリーの誕生が公表される
  • 3月26日新興宗教集団による集団自殺(ヘヴンズ・ゲート)
  • 5月11日計算機Deep Blueが現役世界王者に勝ち越し

1985年 36年前・同じ地支・乙丑(きのとうし)

ゴルバチョフ登場で冷戦が雪解けに向かい、プラザ合意が円高・バブルへの扉を開いた年。インターネットの.comドメインとWindowsの原型も生まれた。

  • 3月11日ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任
  • 3月15日世界初の.comドメイン(symbolics.com)登録
  • 4月1日電電公社民営化・NTT発足

1961年 60年前・還暦(干支一致)・辛丑(かのとうし)

有人宇宙飛行とベルリンの壁が象徴する冷戦の絶頂。集積回路の商用化と公民権運動が、情報化と社会変革の起点となった。

  • 3月商用集積回路の登場(Fairchild Micrologic)
  • 4月12日ガガーリン、人類初の有人宇宙飛行
  • 4月17日ピッグス湾事件(キューバ侵攻失敗)

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