2027年の周期予測
干支:丁未(ひのとひつじ)
主旋律
還暦の1967年が示す「制度の土台づくり(環境・防衛・宇宙)」と、直近12年前の2015年が示す「安全保障と市民制度の再設計」が重なり、2027は既存の仕組みを問い直す年という主旋律が読み取れる。あわせて、1967年の心臓移植と2003年のヒトゲノムに連なる医療・生命科学、2009年のビットコイン誕生と2015年の分散型基盤に連なる暗号資産という鏡年由来の副主題も浮かび、医療・デジタル領域の話題が出やすいことも補助線として読める(あくまで鏡年由来の思考の補助線であり、断定的中ではない)。
共鳴テーマ トップ3
- ★★★★★安全保障・防衛政策の節目
- ★★★★★科学・宇宙・技術のブレークスルー
- ★★★★経済の局面転換(好況の頂点か反落か)
予測トップ5
- 安全保障・防衛をめぐる制度論議が再び前面に出やすい主題
- 経済の局面転換(過熱か反落か)への注意が高まりやすい主題
- 噴火・地震・豪雨など大規模自然災害への備えが問われやすい主題
- 科学・宇宙・医療・情報基盤で大きな話題が出やすい主題
- 司法・選挙・個人情報など市民制度の更新が進みやすい主題
鏡年5枚(12・18・24・36・60年前)
2015年 12年前・同じ地支・乙未(きのとひつじ)
直近12年前の鏡年(乙未)。集団的自衛権を含む安全保障関連法が成立し安保政策が大きく転換した。18歳選挙権など市民制度が刷新される一方、鬼怒川決壊が災害列島の現実を突きつけた。年末にはパリ協定が採択され、気候政策の国際枠組みが動き出した。
- 3月14日北陸新幹線 金沢開業
- 6月17日選挙権年齢を18歳に引き下げる改正公職選挙法成立
- 7月30日スマートコントラクト対応の分散型台帳が稼働開始(Ethereum)
2009年 18年前・サロス周期・己丑(つちのとうし)
米国でオバマ政権が発足し、日本では戦後初の本格的な政権交代が実現した「変革」の年。世界金融危機の余波でGMが破綻し量的緩和が本格化する一方、年明けには分散型デジタル通貨(ビットコイン)が静かに誕生した。新型インフルエンザの世界的流行と裁判員制度の開始も重なった。
- 1月3日暗号資産(ビットコイン)が誕生(ジェネシスブロック生成)
- 1月20日バラク・オバマ 米大統領就任
- 3月18日米連邦準備制度が量的緩和(QE)を大幅拡大
2003年 24年前・同じ地支・癸未(みずのとひつじ)
イラク戦争開戦と有事法制の整備が進み、戦後日本の安全保障が転換した年。SARSが国境を越えて流行し、りそなへの公的資金注入で金融不安を食い止めた。国際協力によりヒトゲノムの解読完了が宣言され、生命科学の基盤が整った。
- 2月1日スペースシャトル・コロンビア号 空中分解(乗員7名死亡)
- 3月15日SARS(重症急性呼吸器症候群)が世界的に流行、WHOが渡航延期を勧告
- 3月20日イラク戦争 開戦
1991年 36年前・同じ地支・辛未(かのとひつじ)
ソ連崩壊で冷戦が終わり世界秩序が再編された年。日本はバブル崩壊が本格化し平成不況の入口に立ち、湾岸戦争では国際貢献のあり方が問われた。雲仙普賢岳の大火砕流は火山災害の恐ろしさを刻む一方、WWW公開とLinux初公開が情報革命の静かな胎動となった。
- 1月17日湾岸戦争(多国籍軍の作戦開始、日本は巨額の資金協力)
- 4月1日東京都庁 新宿へ移転・開庁
- 5月横綱・千代の富士が現役引退
1967年 60年前・還暦(干支一致)・丁未(ひのとひつじ)
還暦パートナー年(丁未)。高度成長の頂点(いざなぎ景気)の裏で公害という歪みが噴出し、公害対策基本法・非核三原則など戦後の制度的土台が整えられた。宇宙・医療では歴史的な挑戦と代償が刻まれ、東南アジアでは地域統合(ASEAN)が芽吹いた。
- 1月27日アポロ1号 発射訓練中の火災(乗員3名が死亡)
- 6月5日第三次中東戦争(六日間戦争)勃発
- 8月3日公害対策基本法 公布・施行
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